建物の改修や修繕は長年不動産経営をしていれば、いずれ必要に迫られるときがやってきます。
将来の改修や修繕の費用を想定し、一定の金額を積立しておくことは重要です。
ここでは、どのような改修や修繕があり、どのタイミングでどの程度の規模で行えば良いのか考えてみましょう。

修繕

 中古物件を購入した場合、新築物件を購入した場合と比べ建物の保証や 付帯設備の保証期間も殆どの場合、既に切れています。

 購入早々にエアコンや給湯器などが故障するケースもあるでしょう。
故障や修繕が必要な際に旧型となっている付帯設備を修理するか交換するかの判断も重要です。
交換し、新調することにより将来、入居者の満足となり募集時のアピールや賃料アップに繋がる可能性もあるからです。

 かといってお金をかけ過ぎることは投資利回りを下げてしまうことになりかねません。
つまり、費用対効果を図った適切な判断をすることが不可欠になるのです。
いろいろな判断が状況によりあるとは思いますが、気をつけなければならないことがあります。
それは、共用部分の修繕です。

  入居者の居住部分では無い為、先送りし易い部分ですが、 明らかに入居者が 不便を感じる状況を放置しておくと稼働率の低下を招いてしまう恐れがありますので 早期に改善しておかなければならないのです。

グレードアップ

 設備や建物のグレードアップは入居者の満足となり 募集時のアピールに繋がるのは間違いありません。
その為、物件購入直後に大規模改修を行い、稼働率アップと 賃料アップを狙う考え方もあります。
けれども、改修費用を回収する為に賃料アップを行った結果、募集時の競争力をかえって失ってしまうことも考えられます。
小規模改修に留め、稼働率アップと賃料維持に努めることも 考え方のひとつと言えます。

 “修繕やグレードアップを行うことは投資である”と意識して しっかり検討しておくようにしましょう。
お金をかける前に、工事業者のアドバイスだけで無く、 投資の成果が上るよう 入居者事情を良く知る管理会社からも費用対効果をふまえたアドバイスを貰っておくことが大切です。

 不動産投資を始めるにあたって必要な知識を一通り御説明してきました。
あとはチャレンジ!!踏み出すだけです。
立ち止まっていては老いていくばかりです。
さあ!ファイナンシャルフリー達成を目指して物件探しに行きましょう!!